刊行物
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執筆者 | 谷村 秀彦, 歳森 敦, 金 鎮範 |
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発行年月 | 2004年 7月 |
No. | 2004-08 |
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新北九州空港の供用が2005年に予定され、北部九州の空港をめぐって大きな変化が起こることが想定される。本研究では、このような状況を背景として、現在、わが国で用いられている航空需要予測モデルを精査して比較検討し、妥当性を評価する。次に、これらのモデルが既存の公的な旅客流動調査による顕示選好データに依存していることを考慮して、北九州市住民から抽出されたサンプルを対象として、空港選択行動意識調査を実施して、どのような表示選好変数が有意に空港選択行動に関わっているかを明らかにする。以上から、新北九州空港の有効活用に関する政策的含意を導く。