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本報告書は、公益財団法人国際東アジア研究センター（ICSEAD）環境エレクトロニクス研究グループの環境エレクトロニクス研究プロジェクト（2013年度実施）の成果である。

本研究プロジェクトの成果は、環境エレクトロニクス産業の発展を目指し、北九州市、産業技術総合研究所、および九州工業大学が締結した三者連携協定へ実質的な参画および連携推進によるものである。

低炭素社会実現に向けて、燃焼に代わるエネルギーとして電力の役割が期待されており、パワーエレクトロニクス（PE）機器の高性能化が重要視されている。また、国内だけでなく世界的にも電力化率（2次エネルギーにしめる電力の割合）は年々増加傾向にあり、社会の主たるエネルギーを電力で賄う次世代高度電力化社会では、大量のパワーエレクトロニクス（PE）機器が部品化され、ユビキタスに使われる時代が来ると考えられる。