中国社会科学院財経戦略研究院と学術交流協定を締結しました

アジア成長研究所（ＡＧＩ）と中国社会科学院財経戦略研究院は、２０１５年９月１５日（火）に学術交流協定（ＭＯＵ）を締結し、ＡＧＩにおいて調印式を行いました。
今後、日中両国の財政・経済政策と所得分配、都市発展・都市管理と環境対策、中国の「一帯一路」発展戦略によりアジア経済への影響などについて、学術交流と共同研究を継続的に行う予定です。

中国社会科学院財経戦略研究院について
「中国社会科学院（ＣＡＳＳ：Chinese Academy of Social Sciences）」は、中国国内における社会科学分野の最高研究機関として知られており、学術研究と大学院教育を行うとともに、中国政府へ様々な政策提言を行うシンクタンクの役割を担っています。
ＣＡＳＳの傘下には、４０近くの研究所が設置され、それぞれ人文・社会科学諸分野の学術研究と政策研究を行っています。その中でも中核的な存在として位置づけられる研究機関として３つのアカデミーがあり、このたびＡＧＩの協定相手機関となる「財経戦略研究院（ＮＡＥＳ：National Academy of Economic Strategy）」も、その３つのアカデミーの内の１つであり、学術研究の成果に基づいて、財政、経済成長、都市発展、貿易と物流、観光産業などの分野において影響力のある政策提言を行っています。

中国社会科学院財経戦略研究院ホームページ
http://naes.org.cn/

更新日：2015年9月16日
カテゴリ：AGIニュース