当研究所では、アジア研究に携わる研究者を招聘し、AGIセミナーを開催しております。
皆様のご参加をお待ちしております。(オンライン開催。参加費無料。)
※詳細は以下をご参照ください。
令和5年12月7日(木)15:00~17:00
※終盤は質疑応答の予定です。
アントニオ・ポスティゴ(Antonio POSTIGO) 氏
London School of Economics and Political Science (LSE) リサーチアソシエイト・ 客員研究員
Utilization of Japanese GSP scheme as a political and economic determinant of the utilization of Japan’s bilateral FTAs with Thailand and Malaysia
Many works have examined the variables driving the formation of North-South free trade agreements (FTAs) between developed and developing countries. This study analyzes the determinants shaping their utilization in the contexts of their political economy and of Generalized System of Preferences (GSP) schemes that are unilaterally granted by developed economies to developing countries’ exports. Most of the goods liberalized through GSP are liberalized from early on in North-South FTAs; however, since FTA concessions are legally binding, goods that are excluded or only partially liberalized in GSP will be also excluded or protected in FTAs. As GSP schemes are subject to unilateral restriction/elimination by the developed country, exporters using GSP tariffs will lobby for the non-removable liberalization of their exports through an FTA and subsequently will have a high FTA utilization.
These scenarios result in North-South FTAs being used to a great extent to export goods covered by and exported through GSP, thus consolidating pre-FTA trade patterns. These arguments were tested by analyzing disaggregated and rarely accessed data on Thailand’s and Malaysia’s exports through the Japanese GSP and their bilateral FTAs with Japan, as well as interviews with key actors involved in the policymaking of these FTAs. Most sectors in Thailand and Malaysia that benefited from GSP lobbied for FTA liberalization with Japan. Goods previously exported through GSP account for most of FTA utilization and the previous use of GSP preferences has a higher predictive value of subsequent FTA utilization than FTA tariff savings.
発表・資料ともに英語
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)で国際開発(International Development)の博士号、マドリード自治大学(Autonomous University of Madrid)で 生物医科学(biomedical Sciences)の博士号を取得。
現在はバルセロナ国際研究所(Barcelona Institute of International Studies)でシニア・リサーチフェロー、LSEで客員研究員、ISEASでアソシエイト・フェローとして務めている。これまでアメリカ、ヨーロッパ、アジアの大学で講義を行い、国際連合や世界銀行、シンクタンクで顧問を務めてきた。主な研究分野はマクロ経済政策、貿易と経済統合の比較政治経済学・国際政治経済学であり、東アジア及び東南アジアを中心に研究を行っている。
申込方法① 電子申請
https://forms.gle/FLTRps8Teu3diCBv9
申込方法② メール申込み
メールにて、氏名・所属・電話番号をoffice@agi.or.jpへ送信してください。
前日までにご参加用URLをメールでお送りします。
12/6(水)午後12:00
12/7(木)AGIセミナー[PDFファイル]
アプリをあらかじめダウンロードしていただく方法(1)と、
アプリのダウンロード無しでブラウザからご参加いただく方法(2)がございます。
いずれかの方法を選択して実施してください。
※スマートフォンでのご視聴は(1)のみ可能です。
(1)アプリをダウンロードして参加
①オンライン配信アプリの「ZOOM」(無料)をお手持ちのPC,またはスマートフォンにダウンロードしてください。
※ダウンロード方法はこちら
【ダウンロード】をクリックでパソコンにダウンロードができます。
こちらからもダウンロード可能です。
・iPhoneやiPadの場合
» ZOOMアプリダウンロード
・androidの場合
» ZOOMアプリダウンロード
②開催前日までにAGIより参加用URLを、お申込みいただいたアドレスへメールでお送りします。
③当日の開始15分前~開始時刻の間に②のURLをクリックして開いてください。⇒『待機室』にてお待ちいただきます。
④開始時刻になりましたら、こちらから一括入室を操作し講演をご視聴いただきます。
⑤終盤は質疑応答時間の予定です。ご質問のある方は挙手またはミュート(消音)を解除して直接お話しください。※チャットで送っていただいても結構です。
(2)アプリをダウンロードせずに、ブラウザから参加(PCのみ)
①開催前日までにAGIより参加用URLを、お申込みいただいたアドレスへメールでお送りします。
②当日の開始15分前~開始時刻の間に①のURLをクリックして開いてください。
③画面下部の『ブラウザから参加』(表示されていない場合は、『ここをクリック』)をクリックしてください。⇒『待機室』にてお待ちいただきます。
④開始時刻になりましたら、こちらから一括入室を操作し講演をご視聴いただきます。
⑤終盤は質疑応答時間の予定です。ご質問のある方は挙手またはミュート(消音)を解除して直接お話しください。※チャットで送っていただいても結構です。
◇ 聴講者の皆さまの音声はミュート(消音)にいたしませんので、講演中はご自身でミュート(消音)設定にしていただきますようお願いいたします。なお終盤の質疑応答の際にはミュート解除をお願いいたします。
◇ ご自身の音声(マイク)および画像(ビデオ)をあらかじめオフに設定したい場合は、画面左下のカメラマーク・マイクマークに斜線が入るようにクリックしてください。
◇ ご利用になるPCやWi-Fi電波状況により、ご視聴が出来ないもしくは途中で途絶えたりすることがあるかもしれませんが、個別の対応は出来兼ねますのでご了承ください。
更新日:2023年11月17日
カテゴリ:セミナー